異世界 - 木瓜咲く

異世界

2017年12月27日水曜日

世界観 目次・説明

メディニと呼ぶ。地球のような意味。
いろんな生き物がいる。人間の姿も肌の青い人がいたりケモケモ(獣人)していたり種類ゆたか。
見た目の差別はとくにないが出身国や種族間での対立はある。
魔物等の共通の敵が暴れるとそちらの対処を優先するので、四六時中争っている地域はない。

主要な大陸


三人の王様がいて、さらにその下に何人かの領主がいる地方分権制度。
東に軍事大国。地域柄、手強い魔物が多く生息する。その影響で自衛の戦闘技術が発展した。それゆえどこかで紛争が起きた時には発言権が強い。
個々に強力な私兵を持つ有力者がいるせいか、内乱を起こす人がときどき出現する。

西に鉱脈と尚武の国。気候は乾燥気味だが土壌は貧しくない。海をへだてた近くの大陸に不毛な大地があり、そこから耕作地目当ての侵略被害を受けた。いくたびの交戦をのりこえ、交易をすることで双方の納得のいくかたちに落ち着く。それでも禍根は消えず、敵方だった国は魔法技術のすすんだ地域ゆえに、術士を嫌う国民が多い。
もともと、剣で戦ってこその戦士、という気質が根強く、術や兵器はあまり好まない。
同大陸の三つの国のうち最古に成立したため、三国の中でいちばん自国が偉いと思う国民がいる。東の軍事大国が偉そう&術や兵器研究に熱心なのがちょっと気に食わない。
ただし王さま同士はそこまで不仲でない。

まん中に肥沃な土地と聖職者の国。作物が育ちやすく魔物はよわっちいので、人が住みやすい地域。
人々がそれぞれ勝手に農耕していてもじゅうぶん生きていけたため、国の成立がもっとも遅かった。他国からの侵攻は険しい山々が防いでいた。
初代国王は聖職者らしくない戦士風の人。その後の王さまも勇敢な人がぼちぼち現れる。時代がくだるにつれて王には高貴さ,しとやかさを求めるお偉いさんが増えるが、国民の人気は勇ましい王のほうが高い。
隣り合う国とはうまくお付き合いしている。隣国同士では頼みにくいことを代わりにやったり伝えたりする中継役を担う。
物語の構造上、この国を舞台にする話が多い(予定)。


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25-4-20.旧ブログからの引っ越しリンク公開。目次記事のリンクは未修正。お品書きだけは早々に直します。

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