2018年9月27日木曜日 拓馬篇のあとがき ここまで物語を追っていけた方、お疲れさまです。この作品は2018年5月時点のお品書きでは「総数20万字超え予定」と宣言していたものです。最終的には30万字を超えました。長すぎですね。加筆前の… 後書き
2018年9月17日月曜日 拓馬篇-終章* ★ 拍手が巻きおこった。この拍手は白いシャツを着たスーツ姿の男性に向けられたもの。彼も復職する教師だ。姓を八巻という。彼は去年に重傷を負った影響で長期間のいとまをとっていた。一部の生徒はこの場… 拓馬 長編拓馬
2018年9月13日木曜日 拓馬篇-終章7 ★ 大男に変身した化け猫はエリーの隣りへ座る。エリーはニセモノの仲間をじっと見た。視線に気づいた大男は不敵に笑いかける。「どうじゃ、そっくりか?」「みためは、そう。かんじは、ちがう」「須坂があ… 拓馬 長編拓馬
2018年9月12日水曜日 拓馬篇-終章6 ★ 話がまとまってきた。拓馬はほかに聞くことが思いつかなくなり、隣りの女子に会話の主導権を視線でゆずる。ヤマダは彼女に見えないはずの猫に視線をやっている。「あとは……美弥ちゃんのことだね」「須… 拓馬 長編拓馬
2018年9月6日木曜日 拓馬篇-終章5 ★ 「先生が大男の格好で須坂の周りをうろついてたワケはなんだ?」 拓馬は考え中らしき教師に問う。「俺はてっきり、須坂がねらわれてるもんだと思ってた。俺らが最初に異変に気付いたのも、須坂絡みの事件… 拓馬 長編拓馬
2018年9月4日火曜日 拓馬篇-終章4 ★ 「わたしかシズカさんみたいな人をさがしていて……それで先生たちはどんないいことがあるの?」「私も知らされていないのです」 ヤマダは目を丸くした。悪事の動機をよくわからずに犯行をかさねていた、… 拓馬 長編拓馬