習一篇-3章7 習一はサンドイッチのうちツナ入りのものをはじめに食べた。マヨネーズであえたツナとしゃきしゃきしたレタスの食感がある。味そのものはありふれたもののように感じる。だが口の中に旨みが染みわたった… 習一 長編習一
習一篇-3章6 窓を叩く音が鳴った。物音で起こされた習一は窓を見る。昨日に引き続き、またも銀髪の少女が窓の縁にいた。あの調子だと今後も窓が彼女の玄関口になりそうである。��鍵、開けとくか?) いまのところ… 習一 長編習一
習一篇-3章5 習一は昼食を食堂で食べた。昼休みがもはや終わりにちかづいていたせいか、盛況なイメージのある食事処はすいていた。 その後の習一は授業の終わりまで座席に居ついた。途中で授業を抜ける選択もあった… 習一 長編習一
習一篇-3章4 習一は教室を出た。目下の移動先は校舎の外である。おそらく外に、今朝、習一を学校へ導いた少女がいる。彼女は習一の昼食を用意すると言った。だが部外者が校内へ入ることは一般的にはばかられる。事務… 習一 長編習一
習一篇-3章3 午前の授業がおわった。生徒たちは昼食をとりにかかる。その際、習一の席の周りにいた生徒は自席を離れるか、別室へ逃げていった。皆、問題児との関わり合いを避けている。習一はそれが当然のことだとし… 習一 長編習一
習一篇-3章2 「出席日数をかせいだほうがいいんだって」 その提案は銀髪の教師が言い出したのだろう。教職に就く者らしい意見ではあるが──「いまから? 遅刻確定じゃねえか」「ケッセキよりはチコクがいいんでしょ… 習一 長編習一
習一篇-3章1 光葉と名乗る男が現れた翌日、習一は退院となる。先日もらった花束は結局家へ持ち帰ることにした。習一としては花なぞ余計な荷物になるだけだと思うが、院内で花束を捨てられる場所が見つからず、家で処… 習一 長編習一