木瓜咲く

クロア篇-終章1

隣国の領主はクロアたちの出兵を許可してくれた。許可ついでに援軍を出そうか、との提案もしたそうだが、事が事だけに第三者の介入は不適切だとクノードは判断し、遠慮した。
 翌日、クロアたちは再び武…

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クロア篇-10章7

翌日、賊討伐に関する会議が開かれた。最大の敵である魔人の対策はできたとクノードが発表する。魔人の所望する女性はいかような人物か、と官吏が関心を示した。クノードがその人物の入室をうながすと、…

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クロア篇-10章6

クロアは母がアンペレ公夫人になるまでの経過を知り、言いようのない感情に襲われた。フュリヤの行動は公正さに欠ける。彼女が遠因となって、賊の掃討が阻止された現状もある。それらを踏まえれば母を「…

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クロア篇-10章5

フュリヤの生まれ里は剣王国の、森林豊かな地域だった。木の伐採と薬草採取が収入源になる村にて、フュリヤとその母はよそ者としてひっそり暮らしていた。母子と村人との交流はかんばしくなかったが、村…

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クロア篇-10章4

ヴラドの館を来訪した三人はタオの飛竜に乗り、アンペレの町へ帰還した。行きと逆順をたどり、町中で降りてから屋敷へ行く。ただし出かけるときとはちがい、クロアは姿を隠さずにいた。今宵の外出を周囲…

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クロア篇-10章3

クロアが抱えていた猫がむずがり、床へ下りた。クロアは手中の温もりを失う。自身の両腕をつかむことで、自身のさびしさをまぎらわせる。
「わたしが、魔人の娘……」
 はじめて知ったことだ。それでも突…

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クロア篇-10章2

「どういう、こと?」
 クロアは答えを聞きたくない問いをつぶやいた。明るい茶色の兎が「そのまんまの意味」と無邪気に切り捨てる。
「この子どもを抱いてる人、ヴラドが捜してる女性なの」
「ちがうわ。だ…

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25-4-20.旧ブログからの引っ越しリンク公開。目次記事のリンクは未修正。お品書きだけは早々に直します。

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