クロア篇-10章1 他国にある館の魔人の住処に到着したクロアは飛竜から降りた。屋内は明るいため、何者かが館にいるとうかがい知れる。クロアは魔人がいるのではないかと思い、すぐに玄関へ突入する気にはなれなかった。… クロア 長編クロア
クロア篇-9章7 夕食を終えたクロアは自室で休んでいた。クロアのあらたな招獣はいま、マキシに預けてある。その様子を見に行こうかな、とぼんやり考えたころ、扉を叩く音が鳴った。音の出所は隣室のレジィの部屋ではな… クロア 長編クロア
クロア篇-9章6 会議終了後、クロアは平常通りに執務室で昼食をとった。自室で食べてもよかったが、午前にできなかった事務作業を食後すぐにこなしたかった。出兵のせいで疲れたからと言って後日に回してもよかったが、… クロア 長編クロア
クロア篇-9章5 一行はアンペレの町に着いた。クロアはベニトラの背に担がれていた白い魔獣を抱える。猛獣の姿のベニトラを町中に入れては住民が怯えてしまうため、ベニトラには愛らしい幼獣に変じてもらう。太い足の猫… クロア 長編クロア
クロア篇-9章4 白い魔獣はリックの提案に乗った。縛に就いた人間を前足で殴打していく。その制裁は十人いる男たちを二回ずつ倒すことで終結を迎える。二順目になると、魔獣の疲労が積み重なったのか、打撃の勢いが鈍っ… クロア 長編クロア
クロア篇-9章3 山の斜面を駆け抜け、フィルが到着した先にはリックがいた。地中に大部分が埋もれる岩に腰かけ、休んでいる。彼の肉体には外傷がなかった。「リックさん、賊に与(くみ)する魔人と一戦交えたのではなか… クロア 長編クロア
クロア篇-9章2 妖鳥に運ばれるマキシが下りてきた。レジィは妖鳥から離れるが、招術士は自身の招獣に抱えられたままだ。「アゼレダに物理攻撃は効きにくい。まず僕がレジィの招獣と一緒に撹乱しよう。きみはその隙を突… クロア 長編クロア