短縮版拓馬篇の事情 - 木瓜咲く

短縮版拓馬篇の事情

2019年8月19日月曜日

後書き


急な思いつきでやりました。6月の予定では別の投稿をするつもりでした。
ただ、拓馬篇の簡略化は以前から考えていたことです。
さすがに30万字は長いです。普通の文庫本で一冊10万字前後が相場です。
野良のWEB小説で、30万もの長文を見ず知らずの人に読んでもらうのはハードルが高いと思いました。

どうにか減らして、20万字です。
場面を選定した以外にも、この物語では不要な説明をカットしました。
その影響で情報量は前回より減っています。
減らしたぶんの要素は主要でない場面で補足、または次の機会の話で取り入れるつもりです。

短縮作業を7月~8月いっぱいかける気はなかったのですが、だいぶつまづきました。
長らく足止めされた箇所は終章です。
これといって主軸がなく、どの話題を残すかカットするかで大いに迷ったところです。
結局は終章3まで変更かけたきり、それからあとの編集は断念しました。たぶん直すことはないです。どう直すのがいいのかよくわからなってきました。

次の投稿は未公開の短編のつもりです。習一篇の直しはブランクが解消できてから取り組みます。



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