クロア篇-終章* ダムトは町中の掲示板が見える場所で張りこんでいた。はじめは掲示板のまえ通りがかった数人が、掲示物をちらりと見た。なんでもないお知らせの紙や広告がそこにある、とばかり思っていた人々が、次第に… クロア 長編クロア
クロア篇-終章6 賊の襲撃があった翌日、賊の捕縛に功労のあった者をいたわる祝勝会が開かれた。大飯食らいのリックを考慮し、大量の食事が用意される。またしても料理人たちは過重労働に悲鳴をあげたそうだが、これが最… クロア 長編クロア
クロア篇-終章5 賊の掃討があらかた片付き、町の上空をただよう飛兵の動きは緩慢になった。征伐から帰還した騎兵も町中の巡回にあたる。そのおかげか、飛獣で逃走をはかった賊六名のほか、町中で二人の賊の捕縛に成功す… クロア 長編クロア
クロア篇-終章4 青紫色の飛竜はなにをするでもなく、どの飛獣よりも高い位置にいた。クロアはその騎乗者が二人いるのを認める。大男の魔人とその妻である。二人はクロアにとって、実の両親だ。「高みの見物をしにきたの… クロア 長編クロア
クロア篇-終章3 クロアはタオの飛竜と並行して空を駆けた。クロアとダムトが騎乗するベニトラは自身の前方に風よけの障壁を張り、高速移動に際する騎乗者の負荷を減らした。それは飛竜も同様だ。飛竜は以前、姿を隠す効… クロア 長編クロア
クロア篇-終章◇ 工房の町は狂乱に陥っていた。施療院の不審火から始まり、文化会館で小規模な爆破が起きた。その対応に官吏が手間取る隙に乗じ、暴徒が略奪行為を働く。あまりに短時間に多発したことから計画的な犯行だ… クロア 長編クロア
クロア篇-終章2 伝え虫を追跡する者のうちには、クノードとタオの飛獣のほか、リックとフィルの二人組もいた。リックたちは領主からの待機の命令を聞かなかったのだ。魔人が人間の言うことを兵隊ばりに遵守するなどとは… クロア 長編クロア