クロア篇-7章1 クロアは四日目の戦士探しを終え、夜の外出からもどってきた。初日以来、ルッツのような戦士を発見できない日々が続く。初日に人材を次々と得られたのは運がよかった。その運はそう続くものではないのだ… クロア 長編クロア
クロア篇-6章7 クロアは自身の仕事部屋へ入った。室内ではレジィがせっせとそろばんを弾いている。その背後には有翼の少女がレジィの動作をたいくつそうにながめていた。「それは今日の分の仕事?」 クロアは従者がな… クロア 長編クロア
クロア篇-6章6 父の執務室を離れたあと、クロアはレジィに午前の仕事をさきに着手するようたのんだ。もはや始業時刻はかなり過ぎていて、昼休みを意識するような時間帯である。やれる事務作業はすくないのだが、なにも… クロア 長編クロア
クロア篇-6章5 試合のすえ、挑戦者は及第した。ただし快勝とはいかなかった。青年の運動能力は貧弱で、試験官の水球を避けきれないでいた。彼を合格へこぎつかせたのは彼の招獣である。青年のあつかう招獣は招術士に攻… クロア 長編クロア
クロア篇-6章4 ルッツは文官に案内を受けて、訓練場までやってきた。クロアの知らない青年も一緒だ。 案内人がカスバンに一礼し、客を残して立ち去った。カスバンは槍を持つ武人を見るや、目礼を交わした。言葉を発さ… クロア 長編クロア
クロア篇-6章3 試合はあっけなくおわった。術の戦いとなるとやはり魔人に分があったようで、ナーマが楽々と勝つ。クロアののぞんだ結果だ。その歓喜に乗じて、勝者がクロアの胸へ飛びこんでくる。「ねー、アタシがんば… クロア 長編クロア
クロア篇-6章2 翌朝、クロアはレジィに起こされた。深く眠ってしまったようで、レジィが枕元に立つ気配を感じとれなかった。クロアが起き上がろうと手をついたとき、寝具ではないものに触れた。羽の生えた少女だ。これ… クロア 長編クロア