2018年8月7日火曜日
拓馬篇-10章6 ★
シズカと拓馬は壇上へ向かう。壇上にてヤマダが演台にもたれかける様子を拓馬は記憶していた。いま見てみると彼女は壇上で横たわっている。
「あれ? あいつ、体勢が変わってるような……」
拓馬たちが…
「あれ? あいつ、体勢が変わってるような……」
拓馬たちが…
2018年8月6日月曜日
拓馬篇-10章5 ★
シズカはヤマダのいる壇上へ駆ける。その進路に、長身の男が立ちふさがる。彼もシズカの作戦は予想がついているのか、シズカの進行をはばもうとした。
シズカが呼び出した猿が、全身を使って敵の足にま…
シズカが呼び出した猿が、全身を使って敵の足にま…
2018年8月5日日曜日
拓馬篇-10章4 ★
「It's so great!」
壇上より、拍手とともに称賛の声があがった。壇上の演台の奥には笑みをたたえた銀髪の教師が立っている。いつもの黒シャツに黄色のサングラスを身に着けた格好…
壇上より、拍手とともに称賛の声があがった。壇上の演台の奥には笑みをたたえた銀髪の教師が立っている。いつもの黒シャツに黄色のサングラスを身に着けた格好…
2018年8月3日金曜日
拓馬篇-10章3 ★
拓馬は狐を抱え、職員室前を通り過ぎた。ヤマダを置いてきた空き教室へもどる道中、またも化け物連中が出現する。ただし一体二体がちらほら通せんぼする程度だ。その脇を危なげなくすりぬけて行った。
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2018年8月3日金曜日
拓馬篇-10章◇ ★
ヤマダが目を開けた。どこかの建物の天井が視界に映る。それがなんの建物なのかわからず、ぼーっとした。
一秒一秒を経るごとに、寝起きのヤマダは直近の記憶がよみがえっていく。この場は異質な空間だ…
一秒一秒を経るごとに、寝起きのヤマダは直近の記憶がよみがえっていく。この場は異質な空間だ…
2018年8月2日木曜日
拓馬篇-10章2 ★
防音部屋のような静寂さの中、拓馬は自分のすべきことを思い悩む。
��シズカさんを待つにしても、ぼーっとしているわけにいかないよな)
この場でやれること。それは体育館の扉に設置してあった最終問…
��シズカさんを待つにしても、ぼーっとしているわけにいかないよな)
この場でやれること。それは体育館の扉に設置してあった最終問…
2018年8月1日水曜日
拓馬篇-10章1 ★
拓馬とヤマダは無口な仲間を連れて、蜘蛛がねぐらとする校舎にもどった。二階へ続く階段は依然として極太の白い糸で装飾されている。これが大蜘蛛の縄張りだ。その範囲は二つの校舎をつなぐ連絡通路には…